タトゥー施術中に催眠術で痛み無し!?

07,1月更新

ネイト・メルヴィン氏はタトゥーを入れてもらっている間、
普通に昼寝をしている様に見えた。

DeKalb(デカルブアグリサーチ社)のメルヴィン氏は
コートランド(アメリカ・イリノイ州)にある、
PROTON TATTOOSにて催眠術を掛けられながら
タトゥーを入れてもらったという。

DeKalbの催眠療法士・ランディスコット氏は、
およそ1ヵ月の間このスタジオで働き、顧客に催眠術をかけ
タトゥーを入れられている間にほとんど痛みを感じないように、
催眠状態にしました。

メルヴィン氏は
「圧力を感じます。身体を触られているのはわかりますが、
針は感じません。」と言った。

彫師クリス・メイは
「メルヴィン氏が入れているタトゥーは、
特に痛い場所というわけではありません。」と言った。
メルヴィンは催眠状態に入る前には、
その痛みは1〜10のうちで5くらいだと評価した。
だがその後、痛みの度合いでいえば10に当たる様な敏感な箇所
(背中、脇腹、肋骨等)の時に、催眠状態のメルヴィンは
くつろぐ事が出来たという。

「これは彫師にとっても非常に彫りやすい。通常、お客さんは
その痛みに備える為に非常に緊張する。
しかしランディはその様な緊張を取り除いたんだ。
まるで死体を彫っているかの様で、とても奇妙だよ。」
とメイ氏は語る。

ランディ氏は、ケーブルTVのリアリティショー
『マイアミインク』に出ている人々が、施術の際に痛みのあまり
動いているのを見て、その翌日にこれを試みる事を決めたらしい。
この実験を全て撮影し、マイアミインクの制作者に
そのビデオのコピーを送るつもりだという。
また、この方法は出産、関節炎、またはガンの様な
痛みにも効果があると話している。

「これはただの足掛かりです。
  私は只の ”痛く無いタトゥーの人” になりたくありません。
  様々な種類の痛み(特に慢性的な痛み)に使いたいです」
とランディ氏。

アメリカ疼痛学会(APS=疼痛管理医師団のプロ組織)の
広報担当チャック・ウェーバー氏は
「催眠については医学界でも話されています」と語る。

医学会でも注目されているらしい。

「これはトリックや嘘ではありません。
我々は自己達成的予言(予定どおりに成就される予言)を
する傾向があります。つまり、物事は自分が予期した通りに
起こって欲しいと思うのです。だから、とても心配している人は
より痛みを感じる傾向があります。
一般大衆の催眠術のイメージは、ロボット的であったり、
その間の記憶がないといったものです。
しかしメルヴィンは催眠状態での間、
彼は何が彼の回りで起こっているのかが分かり、
通常の会話を続けることができました」とランディ氏。

色んな事をする人が居ますねえ〜・・。
刺青だから痛いのは当たり前ですよ。
病気の方々はなりたくてなったわけじゃないし、
その痛みを取り除く事に使うのは全然ありだと思いますが、
タトゥーって、その痛みも踏まえた上で
自分で望んで入れる物ですからね・・。

そりゃ痛く無いにこした事はないかもしれませんが、
私個人的にはそこまでしなくっても・・って思ってしまいます。
痛いのを我慢してこそ味わえる、仕上がった時の
達成感ってのもタトゥーの醍醐味なのでは??

こんな事言ってる私は古い人間でしょうかね?(笑)
マイアミインクの制作側が取っ付くかどうかも気になる所(笑)

■writer: nonaka■


CLOSE