消す事が出来るタトゥーインクが認可
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06,5／22 更新（アメリカ)

現在、一度彫ったタトゥーを消す為には
レーザーで顔料を漂白する方法で処置されています
そのプロセスは高価で痛くて、時々タトゥーを完全に消すのは
困難で逆に皮膚に傷痕を残す事になる場合もあります。

しかしこの度新しいインクが開発されました。

イギリスの週刊ニューサイエンティストによると
アメリカの化学者は一回のレーザー処置で消す事が出来る
高性能な顔料の開発をしました。

そのインクは、薬品、化粧品、食物、医療装置の為に
アメリカのFDA（連邦食品医薬品局、食品、化粧品の安全性、
医薬品、バイオロジー製品、衣料製品の安全性を監視する政府機関）
によって承認された。
これまでその技術が タトゥーの為に使われるという考えがなかったが、ボストンのマサチューセッツ総合病院のロックスアンダーソンに
導かれ問題を解決する方法を発見しました。

インクを直径1〜3マイクロメートルのとても小さい
ポリマービーズにカプセル化するのです。
（タトゥーを彫る際に、インクが
肌に入り皮膚細胞に吸収される為に十分に小さくします。）

そのタトゥーを 消したくなったら
レーザーを一回当てるとそのカプセルは壊れ、
インクが流れ出て安全に皮膚の中へ消えて行くという。

これまでより簡単に消す事が出来る事に関しては
賛否両論だとは思いますが、
個人的には 「タトゥーは完全に消す事が出来るもの」
という考えが定着してしまうのは少し寂しい気がします。