ニューオリンズでタトゥーブーム
05,10月 更新(アメリカ)
大型ハリケーン「カトリーナ」の爪痕が残るニューオリンズで、
タトゥーブームが起こっている。
ニューオリンズのクレセント市では、
変わり果てた街へ出入りしている建設労働者や、
帰途に着く準備をしている軍関係者、被害を受けた人々などの間で
ニューオリンズを賛美するマーク「NOLA(白ユリのデザイン)」や、
メッセージ等をタトゥーにして自分の身体に
刻む人々がタトゥースタジオへ押し寄せているという。
タトゥースタジオのマネージャーであるE氏は
『人々は私はカトリーナを生き延びた!という感じではないが、
生きている事に喜びを感じている様に思う。』と語った。
また、タトゥーアーティストJ氏は、
要望があった場合を考えてカトリーナをイメージしたデザインや
天気図のデザイン等を描き続けた。
しかし人々の要望はハリケーンに関する個人的な
メッセージがほとんどなのだそうだ。
莫大な被害を受けたニューオリンズの人々が、
この悲惨な出来事を 胸に刻み復興に向けて前向きな
気持ちになった事の表れである事を願います。
■writer:nonaka■ |